令和2年警察白書で公表された令和元年における窃盗犯のうち、侵入窃盗の認知件数を都道府県別のランキングにまとめました。
北海道 1,850件
11位:静岡県 1,441件
12位:群馬県 1,430件
13位:栃木県 1,420件
14位:福島県 1,419件
15位:岐阜県 1,381件
16位:宮城県 1,378件
17位:三重県 1,130件
18位:新潟県 1,009件
19位:長野県 872件
20位:広島県 831件
21位:岡山県 814件
22位:愛媛県 746件
23位:京都府 740件
24位:鹿児島県 716件
25位:石川県 612件
26位:山梨県 559件
27位:滋賀県 526件
28位:奈良県 508件
29位:富山県 485件
30位:沖縄県 471件
31位:熊本県 446件
32位:山口県 428件
33位:佐賀県 361件
34位:高知県 353件
35位:宮崎県 348件
36位:香川県 340件
37位:山形県 334件
38位:青森県 321件
39位:和歌山県 295件
40位:福井県 293件
41件:岩手県 259件
42件:長崎県 240件
43位:大分県 219件
44位:徳島県 215件
45位:秋田県 185件
46件:島根県 181件
47位:鳥取県 127件
参考元:令和2年警察白書
人口が多い都道府県が上位を占めますが、全般的に東京や大阪の大都市よりも、ファミリー層や転出入が多いベッドタウンで被害発生率が高いです。
前回の調査では愛知県が1位になっていて、東海地方は全国に比べて空き巣など侵入盗が多い傾向があります。
侵入窃盗は大きく分けて空き巣・居空き・忍び込みの3種類があります。
玄関の鍵を不正に開錠するなど、民家に侵入する泥棒行為をまとめて空き巣と呼ぶこともありますが、厳密には空き巣は不在になっている家を狙った犯行です。
居空き(いあき)は人が家にいて、住人が入浴やトイレなどに入っている隙に侵入して盗みをする犯行です。
在宅の場合は居空き。留守の場合は空き巣と表現することもできますが、居空きの中でも住人が就寝中に侵入することを忍び込みと呼びます。
空き巣と忍び込みは鍵をピッキングするなど不正に玄関や窓を開ける犯行が多く、居空きは日中などの在宅時に鍵が開いている状態で侵入するケースが多いです。
在宅中でも玄関や窓を施錠するなどして、居空き被害に遭わないための防犯対策をしましょう。
空き巣・居空き・忍び込みに分けた都道府県別被害発生件数の統計データはありませんが、侵入窃盗の手口は空き巣が圧倒的に多いです。