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今流布している電子錠は何?

電子錠の種類は多様化していて、指紋や顔認証、普段使っている電子マネーのカードやスマホを鍵に登録できるタイプなどがあります。使用方法以外にも、電源供給方式や紛失時、電池切れの対応方法で複数の種類があります。

電子錠の種類

様々な電子錠

 

電子錠はどんどん新しいタイプが登場して利便性も向上しています。
選ぶ時は開錠方法と電源供給方法、紛失時の開錠方法などを確認しておきましょう。

 

 

多様化する電子錠

電子錠の種類やタイプや数百種類あるとも言われています。
主要な人気商品の一覧は以下のとおりです。

 

  • 暗証番号タイプ
  • 指紋認証
  • 顔認証
  • カードタイプ(カードを読み込ませるタイプ)
  • タッチキー、ICカード
  • センサータイプ(鍵を持った状態で近づくと開錠される)
  • キーレスタイプ(センサータイプの一種で、キーを持っている状態でドアノブのボタンを押すと開錠、施錠できる)
  • リモコンタイプ(マンションのオートロックのように戸建てもインターホンの確認モニターのボタンで玄関の鍵の開閉をできる)
  • 電子マネーやスマホを鍵にする(普段使っている電子マネーやスマホを登録させて鍵にするタイプ)

 

電子錠のメリットは鍵を持ち運んだりカバンから出し入れする手間をなくせることです。
以前はカードタイプや暗証番号タイプが主流でしたが、最近ではスマホをカギにするなど、普段使っているものを応用したものや生体認証の商品が人気です。

 

 

暗証番号タイプは防犯性に欠ける

じつは防犯性に欠けるかもしれない

 

暗証番号タイプは鍵を持ち歩く必要がなく導入コストが安いというメリットがありながら、防犯性能では問題があると言われています。

 

ボタンがアナログ式の場合は、いつも同じ番号を押していると手垢が付いて使っている番号がバレてしまうこともありますし、何かをキッカケに人に番号を教えてしまう機会も出てきます。
電子錠の普及した当初は主力タイプでしたが、近年は他の便利で防犯性能の高いタイプが増えたことで暗証番号タイプの需要は減少しています。

 

鍵の出し入れがなくて防犯性能の高いものでは指紋認証や顔認証、キーレスタイプがありますが、導入費用は高めです。建売住宅などはカードタイプを採用するケースが増えています。

 

 

電源供給方法は電池タイプが主流

家庭用電子錠は電池タイプが主流です。
数年に一度電池交換が必要で、自分でも簡単に電池交換できます。
電池タイプであれば後付けするときも簡単な工事で設置費用の安いメリットがあります。

 

コンセントなど壁を通した家からの電気供給をしているタイプもありますが、停電や落雷時に使えなくなってしまいます。

 

 

紛失時や電池切れの対応方法を確認する

電子錠は電池切れなどの故障時にメカニカルキー(通常の差し込むタイプの鍵)を用意しているタイプが人気です。

 

カバンの奥にしまっておいて、通常時はカードや指紋認証など手軽な開錠方法を使い、電池切れの時はメカニカルキーで開けられる環境を作っておけば、電池切れの時のリスクを緩和できます。
カードタイプやスマートフォンタイプは紛失することも多いので、開錠できる手段を2重に作っておければ安心です。

 

メカニカルキーのないタイプは鍵を開けられなくなってしまった時は鍵開け業者を呼ぶ流れになります。
ほかにも、Wi-Fiに対応していて家のネット環境を活用し鍵を販売するメーカーや管理者へ連絡することで遠隔操作で開けられるタイプもありますがコストは高くなります。